詳細は良く判らないが、フランスのヘヴィ・メタル・バンドの1987 年にリリースされたアルバム。PASCAL BAILLYの決してうまいとは 言えないしゃがれ声のボーカルが、妙な雰囲気を作りあげている。 楽曲はややスピード・メタル的だが、いかにもと言う様な臭い メロディがB級と言った感を強くしている。哀愁と言ったものは あまりなく、どちらかと言うとのりで勝負するタイプのバンドだ。 全体的にお世辞にも良く出来た作品とは言い難いのだが、この バンドが持つ妙な味が中々ユニークである事は確かだ。 ロックンロール的ではあるが、よりメタル的なサウンドが古き ヨーロピアン・メタルを思い起こさせる。[76]